3つの宝箱

私にとっての3つの宝物といえるプロレス・映画・学生時代の思い出や、日々の雑感を語るブログです。

昭和ガメラと昭和ゴジラその相違

 フェイスブックの友人から、「ガメラ」の魅力を教えて欲しいと依頼がありました。
フェイスブックでは、色々と制約もあり書ききれないので、この場で書かせていただきます。

 最初に断っておきますが、私は特撮が好きですが、マニアではありません。なので当時の文献を読んだりとか、ネットで調べたりは一切しません。
全て自分が「ガメラ」を見た当時の記憶だけで書かせていただきます。
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 「ガメラ」について語るには、どうしても「ゴジラ」についても語らざるを得ません。
「ゴジラ」と言えば日本が誇るキングオブモンスタ―であり、怪獣映画と言えばまずゴジラの名前が、あがります。「ガメラ」は、その二番煎じとして作られたと言えますし、ゴジラの方が好きな人が多いのかもしれません。
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 ただ私はゴジラよりガメラの方が圧倒的に好きです。それにはいくつか理由があります。
 一つには、私が関西人ということが影響していると思います。私が子供のころ夏休みや冬休みには、「朝の子供劇場」のようなタイトルで、子供向けのアニメや映画が放送されていました。
そこで、ガメラシリ―ズは繰り返し放送されていたため、ガメラは関西の子供にとって馴染み深いのです。

 一方ゴジラは、テレビで放送されることは一切なく映画館に行かないと見れないものだったのです。当時の認識として、「ガメラはテレビで観るもの、ゴジラは映画館で観るもの」というのが、当時の関西の子供の共通認識だったと思います。

 二つ目の理由としては、ガメラはキャラクタ―づけが明確で分かりやすかったからです。
昭和ガメラのコンセプトは明確です。それは「ガメラは子供の味方」というものです。この軸は昭和ガメラシリ―ズでは、一貫してぶれることはありませんでした。プロレスで言うと終始一貫してベビ―フェイスだったわけです。(厳密に言うと最初のガメラはヒ―ルぽかったようですが、テレビでは第1作は観たことがなかったのです。)

「子供の味方」というコンセプトは小学生だった私には、凄く好ましいものでガメラを素直に好きになれた訳です。

 一方ゴジラは最初は人間の敵でした。つまりプロレスで言うと悪役「ヒ―ル」でした。私が最初に劇場で観た「モスラ対ゴジラ」でも、ゴジラはヒ―ルとして描かれてました。(リバイバル上映で観ました。)ところが、ゴジラはヒ―ルを貫き通せずに回を重ねるごとにベビ―フェイス化していき、最期には人間の味方ということになりました。

 この一貫性のなさは、子供の私には許せないものてした。ヒ―ルだったら、ヒ―ルを貫き通せと思ったものです。映画で「シェ―」のポ―ズをとってるゴジラを観た時には心底ガッカリしました。
(観るのが子供と思って馬鹿にしてるのか)と思いゴジラを作ってるスタッフにも苛立ちを覚え、ゴジラが嫌いになりました。
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プロレスで言うとヒ―ルのタイガ―ジェットシンが、リングでおどけるようなものであり、絶対に許せるものではありませんでした。(残念ながら後年シンもベビ―フェイスになってしまいましたが)
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 そういうゴジラに対する嫌悪感もあり、ガメラの方が圧倒的に好きだったわけです。

 おそらく当時私と同じように思った子供たちが多かったのかゴジラの観客動員数は、新作が出るたびに下がっていき昭和ゴジラは終焉を迎えることになった訳です。
  
 一方ガメラも製作会社大映の倒産により、その幕をおろすことになり昭和の二大怪獣は銀幕から姿を消しました。

 そしてそれぞれ、昭和の終わりと平成に復活することになるわけですが、それはまた別の機会に書かせていただきます。
  
 最期まで読んでいただきありがとうございした。