3つの宝箱(あるいは思い出という名の公園)

私にとっての3つの宝物といえるプロレス・映画・学生時代の思い出や、日々の雑感を語るブログです。

Z ファンの溜飲を下げたグレートでの兜甲児再登場

以前に「マジンガーZ対暗黒大将軍」の話を書かせていただきました。
今回はテレビ版のZの最終回の話をしたいと思います。
テレビ版の最終回は、ある意味映画よりショッキングな内容になっていました。
何しろたった2体の戦闘獣にZが、ボロボロにやられてしまうのです。
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映画の「マジンガーZ対暗黒大将軍」では、Zは苦戦しながらも6体の戦闘獣を倒しています。
それが、テレビ版の最終回では、グラトニオス・ピラニアスという2体に全く歯が立たずやられてしまうのです。
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当時小学生だった私は、テレビの前で呆然として泣きそうになってしまいました。
(俺の大好きなマジンガーが、こんな奴らにやられる。)
作品中にかかるBGMの「わが友マジンガーZ」が、より切なさを強調し、本当に見ていてつらかったものです。
結局Zはやられて、その後映画と同じようにグレートが助けに来るのですが、Zがやられたショックが大きすぎてグレートが来たことにはあまり何も感じないくらいでした。
映画では、Zがやられる寸前に来てくれたのですが今回はやられた後だったので
(今更来ても遅いねん。)ぐらいしか思わなかったのです。

この衝撃の最終回の後グレートが始まり、あまりのめり込めないものの毎週見ていました。
グレートのアニメも佳境を迎えようとしていた頃、当時私が読んでいた「テレビマガジン」という月刊誌に「兜甲児が、帰ってくる!」という記事か掲載されました。
内容は、アメリカに留学していた甲児がミケーネとの戦いの助っ人として、グレートを助けるために帰ってくるというものでした。
しかも、Zの全身を超合金ニューZでコーティングし直し、パワーも6倍に強化されているということでした。
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実際にZが再登場すると、以前あれほど苦戦した戦闘獣を全く寄せ付けない強さで、次々と撃破し私は本当に嬉しかったです。
Zの最終回での私のトラウマもある程度払拭されたのですが、不満が残る点が二つあります。

一つは、甲児が帰って来た時に剣鉄也が快く甲児に協力せず意地をはったため兜剣造博士が命を落としたことです。
孤児である鉄也は、博士の実子である甲児が帰って来たことにより嫉妬を覚え、より優れた戦闘能力を見せようとしたため窮地に陥り、それを博士が犠牲になり助けます。
博士は、死の間際に甲児に「誰に対しても温かい心を持つんだ。」と言い残します。
その言葉通り甲児は、一言も鉄也を責めませんでした。
(兜甲児って、やっぱり男やな。)と改めて甲児が好きになったものです。
その反面鉄也には
(お前の心が狭いからこんなことになったんや。)と苛立ちを覚えたものです。
今となっては、鉄也の心情も理解出来るのですが、子供だったので、苛立ちの方が大きかったのです。
もう一つは、帰って来たZは、圧倒的に戦闘獣より強く嬉しかったのですが、出来れば直接グラトニオス・ピラニアスを倒して欲しいと思ったのです。
もちろん二体とも既にグレートに倒されてるので不可能なんですが、その二体の改良型か何かをZが、完膚なきまでに叩きのめしてくれないかなと子供心に思ったものです。
それにより、初めてZの最終回のトラウマが完全に払拭されるのです。
逆に言うとZの最終回は、子供心にそれだけショックだったということです。
ただグレートの最終回にZが、大活躍したのは本当に嬉しかったです。
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子供の心を考えてくれた当時のスタッフにありがとうと言いたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。