3つの宝箱(あるいは思い出という名の公園)

私にとっての3つの宝物といえるプロレス・映画・学生時代の思い出や、日々の雑感を語るブログです。

「マジンガーZ対暗黒大将軍」で兜甲児が見せた悲壮感と立ち向かう勇気

「INFANITY」の回に触れましたが、45年前に「マジンガーZ対暗黒大将軍」という映画がありました。
この映画は、当時見た人なら分かると思いますが間違いなくマジンガーシリーズの映画の中で、最高傑作だと思います。
今回の「INFANITY」も、この映画を超えていません。

当時小学生だった私は、同級生と近所の映画館にこの映画を見に行きました。見終わった後あまりの興奮にしばらく席を立てなかったぐらいです。

おおまかなストーリーは、地底に潜んでいた古代ミケーネ人の生き残りが戦闘獣を率いて地上を侵略に来ます。それを我らがマジンガーZが迎え撃つという話です。
この戦闘獣という新しい敵が、恐ろしく強く機械獣相手には無敵だったZが大苦戦します。
何しろ超合金Zで固められたZのボディを簡単に傷つけ溶かし破壊します。
何とか第一陣の戦闘獣を倒したものの、Zも激しく傷ついてしまいます。
戦闘獣は、全滅しておらず再度襲ってくることは、必至です。
私は映画館で、(こいつらメッチャ強いわ。もう一回攻められたヤバイな。)とドキドキしました。

その状況の中で兜甲児が、ボロボロになった光子力研究所で夜中に今は亡き父母の写真に向かって心中を吐露します。
「お父さんお母さん、Zは傷ついています。正直出撃するのが怖い。それでもZは出撃しなくてはいけません。」
私はこの場面を見て(あのいつも陽気で能天気な兜甲児が、泣き言を言うなんて!)ととても驚きました。それと同時に(よっぽど怖いんやろなぁ)と甲児の心中を思いやりました。
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翌日に再び戦闘獣が来襲し、甲児が出撃します。
今度は、前回より多く10体ぐらいの戦闘獣にさらに獣魔将軍という指揮官までいます。
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戦闘獣に囲まれた状況で、敵の指揮官獣魔将軍が、戦闘獣たちに向かって
「相手はオモチャのようなロボットだ。叩き潰してしまえ!」と激をとばします。
それに対し兜甲児が、どう言ったかというと
「笑わせるな!」と切り返したのです。
この場面には、本当にしびれました。(やっぱり兜甲児ってヒーローやなっ)と子ども心に思いました。
どう考えても勝ち目のない状況で、そんな強がりをあえて言う兜甲児。昨日はあんなに泣き言を言ってたのに、その恐怖を押さえて強がる姿は本当にカッコいいなと思いました。

10代や20代の時に、何かつらい状況に立ち向かわないといけない時は、いつもこの時の兜甲児を思い出して、自分を奮い立たせたものです。
(あの時兜甲児は、あんな勝ち目のない状況でも敵に立ち向かったよな。俺も頑張らないと。)と思ったものです。
Zを見たことのない子供たちにも、是非見てもらい何かを感じとってもらいたいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。