3つの宝箱(あるいは思い出という名の公園)

私にとっての3つの宝物といえるプロレス・映画・学生時代の思い出や、日々の雑感を語るブログです。

立命館大学の思い出その2(衣笠キャンパスに現れた猪木教信者)

1回の時に早めに大講義の教室に着いた時のことです。
私より早く来ていた男子学生が、奥の席で「週刊ファイト」を広げて読んでいました。「週刊ファイト」というのは、大阪の新大阪新聞社が出版しているプロレス専門誌で、当時プロレスファンでもコアなファンを中心に人気でした。
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その週刊ファイトを堂々と広げて読んでいるので、(こいつ凄いな。自分がプロレス好きって、めっちゃピ-ア-ルしてるやん。)と思いました。
私はその学生に興味が湧きましたので
「自分プロレス好きなん?」と話しかけて見ました。するとその学生が、クワッと目を見開いて
「自分新日派?全日派?」といきなり喧嘩腰で聞いてくるのです。

当時日本には、猪木率いる新日本プロレスとジャイアント馬場の全日本プロレスがあり、ファンが2分化されていました。
私は(うわっ、えらいやつに話しかけてしもた。)と思いましたが、答えない訳にはいかないので
「どちらかと言えば全日派かなあ。」と答えました。
すると私が答えるやいなや食いぎみに「猪木は選手を育てられるけど、馬場は育てられへん。馬場は猪木が育てたシンやハンセンを金で引き抜くだけやん。馬場が育てたと言えるんは、天龍ぐらいやん。」と捲し立ててきたので、私は(こいつとは話が出来ないな。)と判断しましたので「そうかなぁ」とだけ答えてその場を離れました。

当時の新日本ファンには、こういうタイプが多くて「新日本プロレスが全日本プロレスより上」と本気で思っているようでした。これは猪木と当時の猪木のブレ-ンの新間寿が「新日はストロングスタイルで全日はショ-マンスタイル」と自分達が本物のプロレスであると主張していたことの影響が多かったと思います。

そういうことを主張して全日本プロレスを攻撃する新日のやり方が大嫌いでしたし、それに洗脳されてしまう新日本のファンも愚かだなぁと思ってました。

私はプロレスである限り違いはないと思ってましたし、何より世間から見れば少数派のプロレスファン同士でそんな不毛な論争をする気もなかったので、その場を離れた訳です。

ただ今になって思うのは、「週刊ファイト」を広げていた彼は淋しかったのかなぁと思います。おそらく周りにプロレスを語れる友達がいなくて、論争のような形から入っても、プロレスを語り合いたかったのかなぁと思います。

彼は今でもプロレスが好きで見ているのでしょうか。今でもプロレスが好きなら嬉しいですが。
あの時どういう気持ちで論争を吹っ掛けてきたのか聞いてみたい気もします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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